こんにちは、おれなです。
皆さんは家を購入するか賃貸に住み続けるか悩んだことはありませんか?
私は2020年に家探しを行い、『持ち家 or 賃貸』、『マンション or 一戸建て』、『新築 or 中古』などをそれぞれ検討し、結果として新築マンション購入に至りました。
この記事ではその時に悩んだ『持ち家と賃貸のどちらがいいのか』について、それぞれのメリット・デメリットを紹介したいと思います。
ただし、どちらが必ずお得とはなかなか断言できません。
自分が何を重視するかによって変わりますし、どんな土地や物件に住むかによって変わるからです。
そのため、『どちらがいいか』というよりも『どういうことを考えたか』という記事になります。
将来売却したり賃貸に出すつもりならマンション、自分の理想の家を追い求めるなら戸建てがいいと思います
”新品の家”であることやセキュリティ面に強い拘りが無ければ中古でいいと思います
持ち家のメリット・デメリット
- ローンの返済が終われば資産として残る
- 団体信用生命保険により、世帯主(ローン契約者)が亡くなった場合などにローンが完済される
- 住居費を下げられない
- 修繕維持費や固定資産税がかかる
- 気軽に引越しができない
メリット
ローンの返済が終われば資産として残る
やはり持ち家のメリットは、ローン完済時に資産として家が残るという点です。
(価値が下がったものは資産ではなく負債だというご意見もありますが、所謂『不動産』というものが残るので『資産が残る』と表現させて頂きます。)
世帯主が亡くなった場合などにローンが完済される
ローンを組む際に『団体信用生命保険』という保険に入ります。
この保険はローン契約者が死亡した場合や病気や怪我で身体に重度の障害を負った状態(高度障害状態)になった時に、保険金から残っているローンが完済されるという保険です。
デメリット
住居費を下げられない
逆に持ち家のデメリットとしては、万が一収入が大きく減っても基本的にはローンは固定なので、結果として住居費の負担が重くなります。
(ただし、返済期間を伸ばすことで月々の支払額を減らすことは可能です。)
また、永住目的ではなく住み替えを見据えて購入した場合、購入してから価値が大きく下がっていると売却してもローンが残ってしまう可能性もあります。
気軽に引越しはできない
近所や隣の部屋に付き合いが難しい方がいる場合や、周辺環境が変化して住み辛くなった場合に簡単に引っ越すことはできません。
賃貸のメリット・デメリット
- 固定資産税や修繕費がかからない
- 気軽に引っ越せる
- 家賃をいくら払っても自分のものにはならない
- 世帯主が亡くなったりしても残った家族で家賃を払い続ける必要がある
賃貸のメリット・デメリットは、持ち家のメリット・デメリットの完全に逆になります。
家賃をいくら払っても自分のものにはなりませんし、敷金礼金や更新料などが必要になります。
しかし引っ越しは簡単にできるので、数年毎の引っ越しを繰り返せば常に新しい家に住み続けることができます。
どちらがお得か
これに関しては冒頭でもお伝えした通り、『絶対にこっちがいい!』と断言はできないと思います。
なぜなら住む地域、家の間取り/広さ、物件そのものによって資産性が異なるため、以下のような真逆の考え方があります。
実際、一軒家の場合は建物部分の価値はどうしても年月が経つにつれ下がってしまいますが、いくら人口が減少していくとはいえ駅近のマンションなどは引き続き需要があるようにも思います。
そのため、結局は『自分がどこに価値を置いているか』で決めればいいと思いますが、判断の一助として以下のように分類します。
おれな家が持ち家を選んだ理由
きっかけ
そもそも家について考えるようになったのは、漠然と「家賃を払い続けるのはもったいないなー」と感じたからです。
もちろん、「『持ち家は家賃と同じ額を払い続けて最終的に資産になるからおすすめ』には気をつけろ」とYouTubeやブログ等で資産運用に関して詳しい方がおっしゃっているのも理解しています。
その上で、夫婦の状況・考えを整理すると以下になり、一旦購入の方向で家探しをすることになりました。
- 夫婦共々現在の仕事を続ける限り東京からの転勤は無い
- 一軒家は広くて掃除が面倒だし、セキュリティの面からもマンション
- 価値が落ちても『家賃を払っているよりは安く済んだ』というマンションはありそう
地震などの災害リスクに関して
以前は、「大きな地震が起きてマンションが損傷した場合、マンションの場合は価値が下がるが賃貸は住み替えることができる」と考え賃貸派でした。
しかし、現在の仕事を続ける限りは東京勤務であり、仮に大きな地震が起こっても東京が壊滅しない限りは住み続けることになりそうです。
- 持ち家マンションが多少損傷しても住み続けられるなら賃貸物件に引っ越すことはないだろう
- 2011年の地震後は被災地の賃貸価格が上昇した
ということで、持ち家の場合の価値下落と賃貸の場合の住居費増を考えると、我が家にとって災害リスクに関してはどちらが得かはなんとも言い難いなという結論になりました。
「持ち家が倒壊して価値が完全に0になるリスク」と「自分が事故や病気で死んだり働けなくなるリスク」についてもどちらの方がリスクが高いかはなんとも言い難いため、前者は受け入れることにし購入を検討することになりました。
その他、マンション選びの際に注目したポイントはこちら
最後に
繰り返しになりますが、持ち家か賃貸かに関してはそれぞれの一般的なメリット・デメリットがある上で、個々人の状況や何に価値を置くかによって、メリット・デメリットの重さが変わってきます。
以上です。
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