こんにちは、おれなです。
よく不動産のチラシなどで、「第一期 先着順申込受付中」や「第二期 抽選申込受付中」といった文言を見かけると思います。
この記事ではこういった『期分け販売』や先着順/抽選の違いなどついて解説したいと思います。
ちなみに私は『持ち家 or 賃貸』、『マンション or 一戸建て』、『新築 or 中古』などをそれぞれ比較検討し、将来的には(10年前後)売却するか賃貸に出すことを念頭に2020年に新築マンションを購入しました。
購入時に調べたことや体験談などを記事にしているので、興味がある方は他の記事も覗いてみて下さい。
各比較検討については以下の記事をご参照ください
期分け販売
期分け販売とは
新築マンションの場合は『期分け販売』という方法が用いられていることがほとんどです。
例えば全100戸のマンションを売り出す場合に、
第一期は30戸、第二期は20戸、第三期は・・・
といった販売方法です。
各期で全戸数のうち何割を売りに出すかは各物件によりますし、各期で売りに出される部屋は階数・間取りともバラバラです。
角部屋や高層階などの人気の部屋が第一期ですべて売りに出され、第二期以降では申し込みできないなんてことは無いよ
期によって販売価格が変わるか
全期を通して値段を一定で販売する場合もあれば、一期、二期と進むにつれ販売価格が上昇する場合もあります。
同じ不動産会社でも物件によって販売戦略は異なるようですが、住友不動産は基本的に一期が一番安く期が進むにつれ価格が上昇するようです。
営業の人や実際に購入した知人から聞いたよ
今期で販売されていない部屋は絶対に買えないのか
交渉次第では購入申し込みできることもあります。
最近の新築マンションは同じ間取りでも階毎に床や扉の色が決まっているため、購入申し込みするタイミングで気に入った間取りかつ気に入った色の組合せが売りに出されていないこともあります。
次期まで待ってると、他の気になる物件が売れちゃうかも
そんな時でも、諦めずに一度営業の方に交渉してみるといいと思います。
もちろん断られることも多いと思いますが、不動産会社も万が一売れ残るよりは売れた方がいいので購入申し込みを受けてくれることもあります。
実際に私も次期で販売予定の部屋で気に入ったものがあり、営業の方に相談してみたところ購入申し込みできると回答頂いたことがありました。
結局妥協できない部分があって購入申し込みはしなかったけど、特にペナルティは無かったよ
各期内での2種類の販売方法
各期の中での販売方法として先着順と抽選の2種類の方法があります。
先着順
早い者勝ちで購入申し込みできます。
購入意思があれば確実に購入できますが、迷っているとその間に他の人が申し込んで購入できなくなる可能性があります。
抽選
対象の期内に募集を行い、購入申込者が2人以上いた場合には抽選を行って購入者を決めます。
早い者勝ちではないので期日まではゆっくり考える時間がありますが、逆に早々に申込んでいても期日までに他の人の申込みがあれば抽選となり、結果購入できない可能性もあります。
購入申し込みのキャンセルはできるか
結論から言うと、不動産売買契約書にサインするまではキャンセル料などは発生せずにキャンセルできます。
物件を決めて契約するまでには2ステップあります。
事前審査には5日前後かかり、事前審査に通れば売買契約に進むことができます。
結果的に “購入申し込み〜売買契約” は1,2週間あり、この間であれば申し込みを取り消しても特にキャンセル料は取られません。
しかし、売買契約時には手付金が必要で、契約後のキャンセルはこの手付金がキャンセル料として取られる可能性が高いです。
手付金は概ね物件価格の1割で、手数料では無く購入価格の一部を前払いしている扱いになるよ
最後に
以上、新築マンションの販売方法について解説させて頂きました。
ちなみに、中古マンションの場合には基本的には先着順になっています。
今後も諸経費や購入から入居までのスケジュールを記事にしていきますので、興味のある方は引き続きよろしくお願いします。
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