こんにちは、おれなです。
2021年1月から個別株の投資を始めましたが、勉強することも多く”お手軽”とは言えません。
しかし、積立投資信託は5年ほど前に2,30分検索しただけで始めましたが、毎月2-3万円の積立で今は+40万円弱になっています。
もちろん元本割れのリスクはありますが、コロナショックも無事に乗り越えているのでいくつかのポイントに注意すれば資産運用としては非常に有効だと感じています。
そんな積立の投資信託について説明したいと思います。
※資産運用はあくまでも自己責任で行って下さい。
投資信託と個別株投資の違い
投資信託
信託商品を運用している会社に自分のお金を預け、その会社に所属する運用のプロの方が預けたお金を使って運用し、そこで発生した利益を受け取るというものです。
メリットはプロの方が運用して利益を出そうとしてくれるため、購入者である我々は投資の知識がほとんど無くても問題ありません。(もちろん、より良い商品を選ぶために知識があって損することはありません)
デメリットはプロの方にお願いしている分その報酬を支払わなければならないため、運用して発生した利益(運用益)の全額が入るわけではありません。(商品によって信託報酬は運用益の何%かが決まっています)
個別株投資
数多くある企業の中から株価の上昇を見込める企業を選び、自分で売買を行います。
メリットは運用によって得た運用益はすべて自分のものになりますし、株によっては保有しているだけで配当金を得られたり優待を受けたりすることができます。
デメリットは株価の値下がりのリスクに対応するために複数の株を持つ方がいいのですが(分散投資)、分散投資をするにはある程度の資金が必要になります。
投資信託の運用方式
投資信託の運用方式には2種類あります。
- インデックス型 日経平均やS&P500などの基準となる指標と同じ投資成果を目指す
- アクティブ型 基準となる指標を設定した上で、それを上回る成果を目指す
この運用方針の違いにより、一般的にアクティブ型の方がハイリスク・ハイリターン、インデックス型はロウリスク・ロウリターンと言われています。
しかしロウリターンと言っても、日経平均やS&P500などの基準となる指標は10年以上平均的には上がり続けているため、資産を増やせる見込みは十分にあります。
積立のメリット
各商品は一口当たりの価格が決められており、その時々にの相場の影響を受けて価格が上下します。
積立投資の場合は定期的に一定の金額で購入します。商品の価格が下がった時にはより多く購入し、逆に価格が上がった時にはより少ない口数を購入します。(ドルコスト平均法)
このように一定金額でその時々の価格に応じた口数を購入することで、結果的に平均購入単価を下げることができます。
極端な話をすると常に相場の価格が上がり続けた場合、一定金額で購入するより一定口数で購入した方が大きな利益が出ます。
逆に常に相場の価格が下がり続けた場合、一定金額で購入した方が一定口数で購入するよりも損をしません。
しかし実際には相場は上下するため、常にタイミングを見極めながら自分で売買するよりも、プロに任せて運用してもらう方が遥かにお手軽です。
4年7ヶ月での運用結果
積立を始めた当初はインデックス : アクティブを1 : 1でやっていましたが、アクティブが順調だったため徐々にアクティブの割合を増やして2 : 1になっていました。
また、積立額は最初は2万円で始め、開始から2年後に3万円に増やしました。
4年7ヶ月での積立額が129万円だったので、平均で月に2万3千円ずつ購入したことになります。
現在+38万円なので、利回りを逆算すると約12%となりました。
インデックス型の目安の利回りが5-9%なので、今のところは平均よりも高めに運用できています。
投資信託のリスク
ここまで投資信託についていい話をしていましたが、もちろんリスクがあります。
それは元本割れのリスクです。
左が日経平均 (日本の代表225社の平均株価)、右がS&P500 (米国の代表500社の平均株価)です(チャート図は “株探” より)
どちらも2月末ごろから4月にかけて大幅に下落しています。この時、私の保有している投資信託も+23万から-10万円まで落ちていました。
しかし元々長期的運用を前提にしていたので、特に積立額を変更したりもせず保有し続けたら順調に回復し、結果として今の+38万という数値になりました。
また、今回のコロナショックや2008年のリーマンショックのように、大きく相場が下がるタイミングが度々あります。
このタイミングで保有している投資信託を売却することになると大きく損をする可能性があります。
もし、子供の就学のタイミングや自分の定年で売却したいなど明確な売却のタイミングが決まっている場合、そのタイミングで一気に売却するのではなく少し早めに徐々に売却していく方がいいかもしれません。
積立額はいくらにするか
あくまでも普段の収入の中の余裕資金で積立てることをおすすめします。
コロナショックで大きく下落した際にも、余裕資金で積立ていたため焦らず待つことができました。
しかしもし無理をした購入金額を設定した場合、このまま下がり続けるのじゃ無いかと不安になり、結果的に一番損失が大きくなるタイミングで焦って売却していたかもしれません。
(実際に投資信託の会社からも「商品を売却する方が多くなっています」という一報がありました。)
まとめ
- 投資知識がほとんど無くても資産を増やせる見込みがある
- 一定金額での積立を行う(ドルコスト平均法)
- 売却のタイミングを分散することを考慮する
- 余裕資金で行う
私は「セゾン投信」という会社で投資信託を行なっていますが、今はSBI証券や楽天証券などのネット証券の方がより安い手数料で投資を行うことができます。
また、NISA口座での積立を行えば本来かかる約20%の税金が非課税となります。
もしまだNISA口座をお持ちでないなら、NISA口座を開設されることをおすすめします。
※資産運用はあくまでも自己責任で行って下さい。
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